テラヘルツ波とは何か?
テラヘルツ波とは、光と電波の両方の性質をもった電磁波です。テラヘルツ波の周波数は、1兆Hzから100兆Hzの間にあります。その波長は3μm~1mm(1,000μm)の間にあります。テラヘルツ波は光と電波の両方の性質を持っていますので、直進性と透過性と浸透性を持っています。
テラヘルツ波は自然界のすべての物質や生命が自分自身で放射している電磁波です。動物、植物、鉱物等の自然界のすべての物質は原子や分子で構成されています。それらの分子や原子は、自然界や宇宙のエネルギーを吸収することによって振動しています。
この振動がテラヘルツ波を発生しているのです。自然界のすべての物質が放射しているテラヘルツ波のエネルギーは微弱ですが、すべての物質の性質を決定し、宇宙のすべての生命活動をコントロールしていますので、生命光線といわれています。
一方、従来から良く知られている遠赤外線は、透過性と浸透性はありません。しかし物質や生体の表面で少し吸収されて、物質の温度を上昇させたり、植物の成長を促進させたりしますので、成長光線といわれています。遠赤外線は物質の内部の加熱や省エネ等に利用されています。遠赤外線より波長が長いテラヘルツ波は、超遠赤外線ともいわれていて、無機質や有機質の物性を改善し、細胞の遺伝子(DNA)活性化させます。
その結果、テラヘルツ波エネルギーは、物質の性質を瞬時に改善したり、病気を瞬時に改善したり治癒させたりする力があります。従いまして、テラヘルツ波エネルギーは、その利用コストが安くて技術が簡単なので、医療や食品加工、農業、水産業、通信産業、省エネ等に広く応用できます。しかも、テラヘルツ波を物質や生体に照射した結果は、瞬間的に発生するため、誰でも、その効果を確認することができます。